CASE STUDY

概要

⾦沢に根ざして30年。「なっとく」を追求するIT×リユース企業。

1990年に創業したネット型リユース業を主な事業とし、貴⾦属買取の実店舗をはじめ、ゲームやトレーディングカード、レコードやアイドルグッズから着物まで、「宅配買取」をサービスの軸にITを駆使したネット型リユース業で幅広いサービスを展開する「⼭徳」。

 

2025年の35周年に向けたブランディングパートナーとして、エフインクはブランドコンセプトの開発をはじめ、ブランドロゴ、基本アプリケーションツール、WEBサイト、CM、新社屋の施設デザインなど、総合的なリブランディングをサポートしております。

 

YAMATOKU(株式会社 山徳)コーポレートWEBサイト

課題

⼭徳“らしい”ブランドへのリブランディング。

「世界中の⼈を幸せにする」「社会に変⾰を起こす」など、⼤きすぎる理念を掲げるよりも、まずは⾃分たちに関わるすべての⼈に、確かな「なっとく」を感じてほしい。その想いから「なっとく、ヤマトク」というスローガンは、創業当時から今まで⼤切にしてきた⼭徳のカルチャーでした。その⼩さな⼀つひとつの「なっとく」の積み重ねが、⼈々の幸せに繋がっているという想いが込められています。

 

⽯川県の地域住⺠をはじめとする様々な⼈々に対して、「なっとく」を一つずつ積み重ねることで、お客様や地域・社会から長く愛され続ける、私たち自身が幸せを実感しながら安心して働ける、そんな“⼭徳らしさ”が伝わるリブランディングを行うことがプロジェクトとの大きな課題でとなりました。

提案

DNAを明確にして新たなブランドの⽅向性を探る。

現地での社⻑へのトップインタビューや推進チームへのグループインタビューを⾏い、これまでの経緯や今後の展望などを共有した上で、どの様なブランドに⽣まれ変わりたいか?など、意⾒交換しながら培ってきたDNAとこれからのブランドのDNAを明確にすることで、“⼭徳らしさ”が伝わるようブランドの⽅向性を定めていきました。

 

さらにプロジェクトの過程においては、東京と⾦沢をオンラインで結び、案件ごとに推進チームとミーティングを⾏い、複数案の中から候補案を絞り込み、ブラッシュアップを重ねることで、迅速かつ丁寧に最終化する進行を行なっております。

施策・制作物

ブランド展開ツール

新社屋の施設デザイン

2025年の春、野々市市に本社兼倉庫となる新社屋を竣⼯予定。それまで⾦沢市内を中⼼に、本社を含め8つに分かれていたオフィスが1 ヶ所に集合。全従業員が勤務する場所であると同時に、近隣住⺠に向けてのブランドコミュニケーションの場でもあります。本社内は事業の特性上、企業秘密となる情報が多いため立ち入っていただくことができず、どのように新たなブランドとしての魅⼒を伝えていくかを、推進チームとともに協議を重ねました。

 

施⼯会社から⽀給されたパース画を元に、ブランドコンセプトに基づいた外観デザイン案を複数開発。推進チームの想いや希望を取り込んだ上で各種サインや壁⾯パネルをご提案することで、YAMATOKUの魅⼒を存分に伝える場として仕上げております。

ブランドムービー・CM

「なっとく、ヤマトク」のスローガンを元に、新たなYAMATOKUブランドを表現したブランドムービー。⼭徳の想いや⽬指す姿は、⽂章で書くよりも映像でのコミュニケーションの⽅が迅速かつ魅⼒的に伝わると考えご提案。⽯川県内に流れる北陸朝日放送の情報番組などのCMとしても幅広く展開されております。

コーポレートWEBサイト

⼭徳の会社情報や、さまざまなサービスを紹介するコーポレートWEBサイトをリクルートのタイミングに合わせてリニューアル。以前から⼭徳を知る地域住⺠の⽅や、新卒者などが⾒てもYAMATOKUらしさがより伝わる様に、「キーワードと数字で⾒るヤマトク」や「先輩社員の声」などのコンテンツを掲載。新たなブランドイメージを、社内外に向けて発信いたしました。

 

YAMATOKU(株式会社 山徳)コーポレートWEBサイト

ブランドコンセプト・ブランドスローガン

YAMATOKUのブランドコンセプトは、社内で検討を重ねられてきた「⼭徳カルチャー」を元に、複数回の協議を⾏い、最終的に「スローガン」「ビジョン」「カルチャー」の3つを新たに策定いたしました。

ブランドロゴ・ブランドカラー

⼤⽂字や⼩⽂字など多様な要素の組み合わせによりカタチ作られるブランドロゴは、⼀つひとつの「なっとく」の積み重ねが、⼈々の幸せに繋がっていく「YAMATOKU」のスローガン「なっとく、ヤマトク」を表現。

 

頭⽂字を活用した「Yマーク」は、お客様・お取引先様・働く私たちが共に⼿を取り、未来へと伸びやかに成⻑する様⼦を表現しています。また、ブランドカラーの「YAMATOKU Green」は、⾦沢の伝統的な加賀五彩の草⾊をイメージしており、若草が⼒強く成⻑してゆく様⼦を表現しています。

チーム

  • 萩原 房史(株式会社エフインク)

    ブランディングプロデューサー

  • 石井 敦(株式会社エフインク)

    ブランディングディレクター

  • 中澤 千咲(株式会社エフインク)

    ブランディングプランナー