CASE STUDY

渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)
渋谷二丁目17地区市街地再開発組合(塩野義製薬株式会社/南塚産業株式会社/株式会社NANZUKA/東宝株式会社/太陽生命保険株式会社/東急株式会社)

概要

渋谷と青山が融合する新たな拠点。

「SHIBUYA AXSH(渋谷アクシュ)」は2024年7月に開業予定の新たな複合商業施設で、渋谷駅から青山方面へと続く坂の中腹に位置しています。本施設は渋谷の活気と青山の気品が融合し、人々や文化、街と人をつなぐ役割を果たすことで、オフィスワーカーや学生など多様な人々が集まる新たな拠点となり、賑わいを創出することを目指しています。エフインクは、新たな施設の顔となるブランドシンボルとロゴデザインの開発を担当しております。

 

渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH) 公式WEBサイト

課題

ブランドコンセプトの視覚化。

「AXSH」という名称は、青山(Aoyama)と渋谷(SHibuya)の街が交わり(X:交差)、多様な人々が行き交い交流を促進する施設を目指すという想いが込められています。また、「アクシュ」は握手という挨拶や友好のしるしであり、異なる人々や文化がこの場所でつながり、交じり合い、新たな価値を生み出すことを意味しています。そのため、施設を訪れる様々な人々に対して、ネーミングコンセプトとその意味性を明確に伝えるブランドロゴを開発することが課題でした。

提案

マルチクライアントのデザイン開発。

ブランドロゴの開発では、施設のコンセプトや特徴について詳細なヒアリングを行い、開発ポイントをクライアントと渋谷二丁目17地区市街地再開発組合の6社と共有した後、シンボル+ロゴタイプ、ロゴタイプ+エレメント、ロゴタイプのみの3つの方向性に分けて、多くのデザイン案をご提示しました。クライアントと組合の確認を経て、最終的にはAoyamaとShibuyaの交わりを表す「X」を意味するシンプルなロゴタイプが採用。ブランドロゴを精緻化させた後、施設サインやエントランスサインなどへの展開を検証し、ブランドロゴデザインマニュアルを納品してプロジェクトを完了しました。ブランドロゴは、フロアーガイド、ショップファサード、デジタルサイネージ、Webサイトなどへの展開が想定されています。

施策・制作物

ブランドシンボル・ロゴ

チーム

  • 石井 敦(株式会社エフインク)

    ブランディングディレクター

  • 萩原 房史(株式会社エフインク)

    ブランディングプロデューサー