CASE STUDY

概要

幸せが循環する世界を切り拓く。創業20年目のリブランディング。

EC支援20年の「実績・経験」を『体系化』した事業成長に直結するEC・デジタルマーケティングサービスを提供し、業界大手クライアントからの信頼を多く獲得しているIBF(インターネット・ビジネス・フロンティア)。顧客の企業課題に共に向き合う「伴走者」として、デジタルマーケティング支援という活動を通して、社会における「幸循環」のサイズをIBF の成長と共に大きくしていくため、コーポレートとサービスのリブランディングを実施。

 

エフインクは全社員を交えたワークショップを起点に、ブランドのパーパスや提供価値などの企業理念をはじめ、コーポレートブランドロゴの開発やサービスの再構築、名刺・封筒など各アプリケーション開発など総合的にリブランディングをサポートしております。

 

IBF/Internet Business Frontier WEBサイト

課題

強みやサービスの明確化と、社内シナジーの強化。

20年の実績と経験、高い専門性やプロフェッショナル意識、システム開発からマーケティングまでご提案できる総合力など、優れたサービス提供により事業成長に直結するEC・デジタルマーケティングを提供されており、業界大手クライアントからの信頼を多く獲得していましたが、企業やサービスとしての強みがわかりづらいことや、複雑なサービスメニューや訴求不足により一般認知やお問い合わせなどが低いという課題に加え、スキルや情報が属人化していたため、さらなる企業成長のために内部の情報共有やシナジーを強化する必要がありました。

 

これらの課題を解決するため「新時代のIBFブランドをどう形作っていくか」という具体像を、トップダウンではなく社員の方々に自分事化として考えていただきながら、 能動的な参画の上に作り上げていくことが重要であると考え、全社員を交えたワークショップを起点にプロジェクトをスタートしました。

提案

企業理念とデザインが密接に交わるブランドアイデンティティ。

自分事化として考えていただきながら 能動的な参画を達成するため、「BRAND NEW FRONTIER PROJECT」と題したプロジェクトステートメントとポスターを開発。社名にもある「フロンティア」というワードを元に、『みんなで次の「フロンティア」を切り拓こう』という意思を共有した上でリブランディングをスタートしました。

 

全社員を3グループに分け推進した全5回のワークショップであらゆる角度からIBFの強みや個性などを抽出した結果、「循環」「幸せ(ハッピー)」が共通の想いであることが明確になったため、このワードを元にブランドパーパス「幸せが循環する世界を切り拓く」やバリューなどの企業理念を開発。

 

提供価値(バリュー)として定義した「価値が幸循環する社会」では、「IBF・クライアント・消費者」という3者の関係性やそれぞれへの提供価値を明文化。「3者間において幸せが循環し続ける社会を実現する」という強い意志をブランドシンボルとして表現することで、企業理念とデザインが密接に交わるブランドアイデンティティを構築しております。

成果

設定したターゲットからの新規お問い合わせが数倍に。

リブランディング前のWEBサイトとの新規お問い合わせ件数と比較すると、リブランディング直後から件数が数倍に増加。なおかつ、ブランディングの過程で設定したターゲットゾーンからのお問い合わせ比率が非常に高いという、まさにリブランディングでクリアすべき課題に対して成果が出るという嬉しい結果を獲得することができております。

 

リブランディング後の現在も、IBFさまとエフインクにてサービスのリニューアルや新規サービス開発などさまざまなプロジェクトが進行中。今後のIBFさまの進化にも引き続きご期待ください。

施策・制作物

名刺・封筒・クレドカード・ブランドブック

企業理念・パーパス・プロジェクトステートメント

自分事化として考えていただきながら 能動的な参画を達成するため、「BRAND NEW FRONTIER PROJECT」と題したプロジェクトステートメントとポスターを開発。社名にもある「フロンティア」というワードを元に、『みんなで次の「フロンティア」を切り拓こう』という意思を共有した上でリブランディングをスタートしました。

 

全5回のワークショップであらゆる角度からIBFの強みや個性などを抽出した結果、「循環」「幸せ(ハッピー)」が共通の想いであることが明確になったため、このワードを元にブランドパーパス「幸せが循環する世界を切り拓く」やバリューとして定義した「価値が幸循環する社会」などの企業理念を開発しております。

ブランドメッセージ

当初はプロジェクトステートメントとして開発した「BRAND NEW FRONTIER」というワードですが、幸せが循環する世界を切り拓き、新たなフロンティアを創造していくことをステークホルダーに示すための、IBFのメッセージであり決意表明としてインナーと社会両方へ訴求する形に格上げ。ブランドの訴求において魅力的なメッセージ表現ができるよう、様々なバリエーションや展開パターンを可能としております。

コーポレートブランドロゴ・ブランドカラー

【コーポレートブランドロゴ】

コーポレートブランドロゴのシンボルとして掲げた3つの円は、私たちの提供価値にある「IBF&Partners」「Client」「Consumer」の3者を意味します。「伴走者」として3者を繋げ、フロンティア精神を胸に世界を切り拓き、社会に価値の幸循環を生み出す意思を込めた、新たなIBFの象徴です。

 

【ブランドカラー】

私たちの毎日は仕事や生活など様々な場面でデジタル化が進み、その便利さや効率性を享受する一方、「伴走者」として社会に認められる存在になるためには、共感する気持ちや人ならではの感受性、人間らしい心の交流がより一層求められます。そして、お客さまと共に新たな未来を共創するためには、血の通った行動、血の通ったモノづくりが大切だと考えます。IBFブランドを象徴する色として選定した“IBF RED”は、人間の豊かな感情や循環する命の色であり、未来を開拓する人々の創造力や行動力を表現した色です。コーポレートブランドロゴやECF、DATAD、POCHILLの各サービスブランドロゴ全てに、“IBF RED”を採用しています。

コーポレートWEBサイト

IBFのコーポレートサイトでありながらも、サービスに関する情報を目的とした来訪者も多いため、企業理念などIBFのメッセージ発信を主軸に、サービス全体像を構造的にわかりやすく訴求しております。

 

IBF/Internet Business Frontier WEBサイト

チーム