CASE STUDY

概要

未来を運ぶインフラへ。 産業廃棄物処理をデジタルで効率化し、ムダな作業と環境負荷を減らす。

DXE(ディーエックスイー)は、電子マニフェストをもとに排出事業者・収運業者・処分業者をシームレスにつなぎ、全てのオーダーをクラウドでデジタル管理し、各事業者をつなぐことで作業の効率化とムダのない業務連携を実現するサービス。廃棄物を正しく管理することにより生まれる多くの波及効果は多岐に渡り、たとえば、回収ルートの最適化による燃料コストとトラックが排出するCO₂の削減。分別・再資源化が容易になることでの循環型社会の実現にも貢献できます。

 

ブランドロゴをはじめ、ブランドのPURPOSEやWEBサイト、アプリUI・UX、展示会など、ブランドのコミュニケーションに関する全ての開発担当としてプロジェクトをサポートさせていただきました。

 

DXE WEBサイト

課題

ユーザーの「使ってみたい!」を刺激できるか。

生活に欠かすことのできない“産業廃棄物処理”ですが、業界全体の高齢化やITなどへのリテラシーの低さ、それに伴う電子化の遅れによる非効率な運営や、業界へのあまり良くないイメージなどが課題となり、次を担う若い人材の採用も難しい状況になっております。

 

DXEはそれらの解決を担えうるサービスですが、内容が素晴らしくとも「使ってみたい!」「これなら私も使えそう!」と思って手に取っていただかなければ始まりません。そのため、利用者の障壁を減らし、手に取っていただきやすいことに重点を置いたブランドコミュニケーション設計からプロジェクトをスタートしました。

提案

廃棄物の適切な管理を、より簡単に。

3DCGイラストをブランドの核となるグラフィックとして採用することで、ブランド全体に一貫性を持たせることに加え、ノンバーバルで年代を問わず誰にでもわかりやすく簡単に操作でき、かつ親しみを持っていただけるブランドコミュニケーションとデザインをご提案。企画初期の段階からネーミングやロゴをはじめ、コンセプトやUIUXの設計、展示会ブースなど多岐に渡ってサポートさせていただいております。

成果

私たちのアイデアは、まだまだ進化中。

これから多くのお客さまに知っていただくサービスですが、公開後すぐにさまざまな情報媒体に取り上げられる、他社さまが展示会ブースにデザインの視察に訪れるなど、多くのお客さまから反響をいただいております。さらなる展開にご期待ください。

施策・制作物

企業理念・ブランドコンセプト

企業やサービスとしての本質は、各事業者をデジタルでつなげることや業界のDX化が最終的なゴールではなく、働き方や流通、環境などさまざまな要素をつなぐことで変革し、インフラとしてより効率的に進化させることだと捉え「未来を運ぶインフラへ。」というVision(企業理念)をご提案。Visionの実現に向け、さまざまなサービスや体制などを構築し続けています。

展示会(環境展)

毎年5月頃に東京ビッグサイトにて開催される「環境展」へ2年連続で出展。ブースのデザインをはじめ、各種訴求パネルやモニター映像、配布用のノベルティやパンフレット、スタッフさまが着用されるユニフォームなど、関連する全てのデザインをサポートしております。

ブランドWebサイト

さまざまな年代の方が対象となるため、ユニバーサルデザインの基準に則り、WEBサイトをデザインからコーディングまで一式開発。3DCGイラストを核に、写真などノンバーバルな要素を多用することで、情報量は多いながらも読みたくなり、目的の情報が探しやすい、わかりやすさに重きをおいたデザインとしております。

 

DXE WEBサイト

PC/スマホアプリ

各事業者向けWEBアプリ(DXE Station)とドライバー用スマホアプリ(DXE Driver)のUI・UXデザインを開発。作業効率の工場とミス発生を削減させるため、情報を一覧表示できるダッシュボードを採用。見たい情報が一元化され、当日行わなければいけない作業や件数、関連するドライバーなどの情報をすぐに確認できます。

3DCGイラストレーション

ブランド全体に一貫性を持たせることに加え、ノンバーバルで年代を問わず誰にでもわかりやすく簡単に操作でき、ブランドへの愛着を高めるため、3DCGイラストをブランドの核となるグラフィックとして採用しました。

ブランドシンボル・ロゴ

各事業者ごとに最適化されたWEBアプリ(DXE Station)をはじめ、ドライバー用スマホアプリ(DXE Driver)などさまざまなサービスが存在するため、初めてサービスを見た方でも必要なサービスがすぐにわかるよう、ブランド体系と共に各サービス名称を可能な限りシンプルに整理してルール化。ブランドシンボルは、DXEの頭文字である「D」をモチーフに、「つなげる」ことや「無限大」の意味を込めて2つを重ね、ブランドカラーはクリーンで清潔なイメージや環境やサステナブルを想起させるブルー系統の色を採用しております。

チーム