COCONO SUSUKINO東急不動産株式会社/株式会社竹中工務店/株式会社イトーヨーカ堂/株式会社アインファーマシーズ/株式会社キタデン
ブランディング領域
施策・制作物
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施策・制作物
北海道随一の繁華街すすきのの玄関口として、ニッカウヰスキーの大看板が象徴的なすすきの交差点にあり、地元民や観光客から長年愛されてきた商業施設「ススキノラフィラ」跡地に、食品スーパーマーケットやコスメ&ドラッグストアなどの商業店舗、シネマコンプレックス、ホテルからなる大型複合施設「COCONO SUSUKINO(ココノススキノ)」。すすきのの玄関口でさまざまなコンテンツをフックに、地域への来街者層と来街時間を拡大し、夜だけでなく、昼のにぎわい創出への寄与を目指します。
その再開発にあたり、エフインクは5社のクライアントとともにワークショップを開催するプロジェクト進行で、新施設のネーミングやブランドシンボル、施設サインなどの開発をサポートしております。
コンセプトは『札幌の街に「あそびば」を〜昼も眠らない街ススキノへ〜』。北海道随一の飲食の街であり、札幌の著名な観光名所であるすすきのの魅力を「遊び」と捉え、「あそび」を軸として心躍る体験から心安らぐ体験まで多様な楽しみ方ができる、新たな「あそびば」を創出します。
一般的に「夜のにぎわい」のイメージが強いススキノで、昼でも夜でも時間を問わず人々が集い、心躍る時間を過ごせる場所の実現を目指しています。そのため、 従来のイメージを払拭し、「どんな来街者も楽しめる街」「昼も夜も眠らない街」といった新たなイメージをいかに表現するかが課題となりました。
ネーミングとブランドシンボルの開発にあたっては、東京と北海道をオンラインで結び、5社のクライアントとともにワークショップを開催してプロジェクトを推進。「ススキノの歴史や伝統」「ススキノの進化すべき未来の姿」「ススキノにおける本施設の果たすべき役割」など、各社の考えや思いを紐解き、意見交換しながら進むべきブランドの方向性を定めていきました。
複数回のワークショップを経て決定したネーミングは「COCONO SUSUKINO(ココノススキノ)」。「COCONO(ココノ)」は、 場所を意味する「此処(ここ)」と、多様性を意味する「個々(ここ)」に由来する二つの意味をもち、「一⼈でもみんなとでも、訪れる全ての⼈が自分らしく楽しめる居場所になる」という施設の意志を表現しました。誰でも呼びやすく記憶しやすいネーミングであり、昼夜を問わずあらゆる⼈から親しまれ、街と共に末⻑く愛されてほしいという思いが込められています。
シンボルマークは「COCONO(ココノ)」の「COCO」をモチーフに、燦々と輝く太陽や夜空に浮かぶ月の満ち欠けの形状をデザイン。昼と夜をイメージしたイエローとネイビーの2色のカラーで、昼夜問わずこの場所に人々が集い、心躍る時間を過ごすイメージを表現しています。ロゴタイプは幾何学的なゴシック体をベースに、シンボルマークとの親和性の高い、丸みを帯びたやさしいフォルムに仕上げました。
萩原 房史(株式会社エフインク)
ブランディングプロデューサー
石井 敦(株式会社エフインク)
ブランディングディレクター
中澤 千咲(株式会社エフインク)
ブランディングプランナー
萩原 美佳(株式会社エフインク)